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信州安曇野で米農家をしているほそです。

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2012年07月15日

麦の後に

まだまだ梅雨明けではないので雨が多いです。
小麦刈りがあとわずか・・まだ残ってます(>_<)
急がないと!



九州は大雨で大変なことになっていますね。
災害は本当に怖いです(>_<)

安曇野は今まで災害が少なかったのですが、これからは何が起こるかわからないので気をつけないと・・。



今年は小麦を刈り取った後の田んぼで珍しい試験をしています。

一部の小麦後の田んぼで代かきをして水を張っています。
麦の後に


これは安曇野の地下水の保全を考えた試験です。
安曇野市の「地下水保全対策研究委員会」が検討している地下水を守るための計画です。



安曇野では豊かな湧き水が有名ですが、近年湧水量が減少傾向にあるようです。

理由として考えられるのは、市内の多くの企業が大量に水を汲み上げていることや、転作により田んぼが少なくなり地下に浸透する水が減っているとのこと。


そのために今年から安曇野市では、転作作物の小麦の刈り取り後に水を入れて地下に浸透させる試験をしています。

このような取り組みは全国では珍しいようです。






また僕たち農家側にもメリットはあります。
小麦などの転作作物を毎年栽培していくと、連作障害や繁殖力の強い雑草の影響で収量や品質も低下してしまいます。
水を入れることにより、障害や草が軽減されます。

本当は転作はしないで、全部水田にすればいいのですが(-_-)
いろいろ事情があって難しいです・・。

本当はお米をもっと作りたいんです(^_^;)



今年は一部の農家が試験を行い、地下にどれだけ浸透しているか計測します。
この水位計で毎日データをとり、有効か判断するようです。
麦の後に



安曇野はきれいな湧水が有名で、ワサビ田や渓流魚の養殖などに利用されているのでなくてはならない資源の一つです。

少しでも協力出来ればと思ってます。



しかし田んぼは偉大です(-_-;)
何年作っても連作障害がおきず、地下水の保全にもなります。



やっぱり水の豊富な日本では米作りが一番適していますね。
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Posted by ほそ at 22:28│Comments(0)農業
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