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信州安曇野で米農家をしているほそです。

農作物と宇宙世紀が大好物な軟弱者です。

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2012年07月29日

初散髪

あっつい・・
今年も猛暑ですね(-_-;)

熱中症には気をつけましょう!


息子の髪が伸びてきたので近所の床屋さんに行ってきました。

初の散髪です。
髪は薄めですが、伸びてきた髪が肌に当たって痒そうです。



嫌がる息子ですが、おもちゃで気を引きながら少しづつカットしてもらい・・



さっぱりしました!
夏仕様です。



男の子は髪が薄い子が多いようです。
なんででしょう?


大きくなって薄くなった僕に似ないでほしいですが・・。

  
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Posted by ほそ at 21:54Comments(4)その他

2012年07月22日

手いっぱい

梅雨が明けた!

・・と思ったら、また雨(>_<)

もうちょっとの辛抱でしょうか。


コシヒカリの穂肥の時期になりました!
穂肥とは穂の生育のために必要な養分を追肥することです。

穂肥を正しく行うことにより、収量や品質が良くなって美味しいお米が出来るようになります。

こちらは現在の稲をむいたときに出てくる穂の「幼穂」です。




幼穂が約10mmになったときに穂肥を行うのが目安になっています。


美味しいお米になりますように!




さて今日の午後から開催した大信州の「手いっぱいの会」に参加してきました。


「手いっぱいの会」とは大信州が主催している大信州のお酒を嗜む会で、今年で3回目の開催になります。

松本市のアルモニービアンに大勢の大信州のお酒のファンが集いました。



昼間から大信州のうまい酒を飲めるとは!
うれしいことです(*^_^*)



IWC(インターナショナルワインチャレンジ)での入賞のお酒、若手仕込みの純米大吟醸、全国新酒鑑評会金賞のお酒、純米吟醸の梅酒まで様々なお酒を呑むことが出来ました。

キレがあるお酒から、コクがあるお酒、すっきりした味のお酒・・
途中から酔ってしまってよくわかりませんでしたが(-_-;)

うまかったことは確かです。



いつもお猪口を頂くのですが、今年は形が違っていました。


かっこいいお猪口です(^-^)




大信州の社長のスピーチで、ご飯を食べ日本酒を飲むことがお米の消費拡大につながるとお話していました。

そうなんです!
お米で作っている日本酒を飲むことも、ご飯を食べることと同じく田んぼを守ることになるのです。

最近は日本酒離れが進んでいるらしく、ビールやワイン、焼酎などのお酒に日本酒が押されているようです。

とりあえずビール・・ではなく、
みなさん、日本人なら日本酒を飲みましょう(^-^)



でも弱い僕はすぐ酔っぱらいますが・・  
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Posted by ほそ at 23:53Comments(2)その他

2012年07月15日

麦の後に

まだまだ梅雨明けではないので雨が多いです。
小麦刈りがあとわずか・・まだ残ってます(>_<)
急がないと!



九州は大雨で大変なことになっていますね。
災害は本当に怖いです(>_<)

安曇野は今まで災害が少なかったのですが、これからは何が起こるかわからないので気をつけないと・・。



今年は小麦を刈り取った後の田んぼで珍しい試験をしています。

一部の小麦後の田んぼで代かきをして水を張っています。



これは安曇野の地下水の保全を考えた試験です。
安曇野市の「地下水保全対策研究委員会」が検討している地下水を守るための計画です。



安曇野では豊かな湧き水が有名ですが、近年湧水量が減少傾向にあるようです。

理由として考えられるのは、市内の多くの企業が大量に水を汲み上げていることや、転作により田んぼが少なくなり地下に浸透する水が減っているとのこと。


そのために今年から安曇野市では、転作作物の小麦の刈り取り後に水を入れて地下に浸透させる試験をしています。

このような取り組みは全国では珍しいようです。






また僕たち農家側にもメリットはあります。
小麦などの転作作物を毎年栽培していくと、連作障害や繁殖力の強い雑草の影響で収量や品質も低下してしまいます。
水を入れることにより、障害や草が軽減されます。

本当は転作はしないで、全部水田にすればいいのですが(-_-)
いろいろ事情があって難しいです・・。

本当はお米をもっと作りたいんです(^_^;)



今年は一部の農家が試験を行い、地下にどれだけ浸透しているか計測します。
この水位計で毎日データをとり、有効か判断するようです。




安曇野はきれいな湧水が有名で、ワサビ田や渓流魚の養殖などに利用されているのでなくてはならない資源の一つです。

少しでも協力出来ればと思ってます。



しかし田んぼは偉大です(-_-;)
何年作っても連作障害がおきず、地下水の保全にもなります。



やっぱり水の豊富な日本では米作りが一番適していますね。  
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Posted by ほそ at 22:28Comments(0)農業

2012年07月09日

草との闘い

7月になって暑くなってきました。
雨の後はムシムシします。



まだまだ小麦刈り終わりません。
梅雨真っ只中なので、天気に左右されてしまいます。
どうしようもありませんが・・。




この時期は草が元気です(-_-;)
畔の草も元気ですが、田んぼの中にも生えてくるヤツらがいます。

うちは減農薬の田んぼが多いので特に出やすいようです。
除草剤を減らしているので、雑草が出てしまう田んぼも(>_<)

ホタルイやらコビエ、オモダカなどなどです。
いつも悩ませるヤツらです。




草が多くなると稲の生育に支障があるので急いで対策です。

減農薬で農薬を減らしているのでこれ以上除草剤を使えません。
なので秘密兵器(*^_^*)




エンジン付き除草機。
先端の除草用の爪がエンジンによって回転し、草をかき回します。


これを押して田んぼのなかを延々と歩きます。





・・歩きます。

手で草を取るより時間がかからないとはいえ、人力なので・・。
かなりの疲労度です(-_-)




やっぱり除草剤を減らすと大変です。
無農薬や減農薬は、こうした時間や手間が必要なのです。
うちで行っている無農薬のアイガモ農法や鯉農法は、動物の管理などで普通栽培の倍以上の手間がかかってしまいます。

また虫や病気などの被害で減収や品質低下になることも多いです。






農薬はよくかなり悪者扱いされますが、稲の増収と省力化、品質を保つことに重要な薬です。
品質の良いお米を安定的に供給するためには必要なものだと思います。


うちはアイガモ農法や鯉農法を行っていますが、農薬を使わない水田ばかりではありません。
普通に必要な農薬を使う田んぼもあります。

ただしやみ雲に薬を使うのではなく、稲の特性と状況を見ながら農薬を減らして栽培しているのです。
これからも環境に配慮しながら良いお米を作ってこうと思っています。




田んぼのなかでこんなのを見つけました。


羽化したてのトンボです。


トンボは害虫を食べてくれる益虫です。

がんばれよ!  
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Posted by ほそ at 00:11Comments(2)農業